やっと見てきました。この夏本命の「千と千尋の神隠し」。とにかく、この夏No1の大ヒットなのは間違い無しでしょう。公開されてしばらくたつので大丈夫かと思ったら、もう少しのところで座れなかった。それぐらい会場は、満員でした。
引越しの途中、千尋たち親子が迷い込んだ不思議な町。戸惑う千尋を尻目に、その町の食べ物を口にする両親。やがて千尋の父と母は豚に姿を変えてしまう。そこは、魔女が支配する神々の体を癒す『不思議な温泉場』だった。両親を救い出すため、美少年ハクの思いやりに支えられながら、けなげに働く千尋。その千尋に引かれていく謎の存在『顔無し』・・・。千と名を変えられた千尋の冒険が始まる。
単純におもしろい!これにつきます。内容としては「宮崎版不思議の国のアリス」となるのでしょうが、私の目には「となりのトトロ」とリンクした世界に映りましたが、宮崎さんはどう考えていたのでしょう。子ども連れが多い映画は、ともすると騒がしくなるのですが、この映画は集中力を持続できない子どもたちの目を2時間近い長時間にわたって引きつける魅力に溢れていました。それだけで、もう充分じゃないですか。
しかし、宮崎アニメの女の子達の「美しく、優しく、強い」こと・・・。あるいは「母性」と言えるかもしれませんが、宮崎さんのお母さんの姿が作品に投影されているのかなあ?、と思うのは私だけでしょうか・・・。
カメ的映画評価・・・・・☆☆☆☆
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