1960年代。驚くべき映画が公開された。旧「猿の惑星」である。宇宙探査のために冷凍睡眠で亜光速宇宙船に乗っていたメンバーが、隕石の衝突により見知らぬ惑星に不時着する。水も空気もあるこの惑星は、メンバーにとって地球がたの惑星を発見するに至った大発見であった。しかし、この星は知能が低下した「人間」を言葉をしゃべる「猿」が支配する恐怖の惑星だった・・・。
このような導入部から始まるSF映画の金字塔「猿の惑星」がティム・バートン監督の手によって再映画化された。
しかし、このバートン監督の映画、前作とはまるで別物。公開されたばかりの映画なのでネタばれになるようなことは書けないが、脚本がお粗末過ぎた。前作のインパクトを超えようと意識するあまり、唐突過ぎる展開になっている。しかし、映像的には申し分の無い仕上がりとなっているので、前作のビデオと一緒にご覧になることをお勧めする。
カメ的映画評価・・・・・☆☆☆
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